かわいいお婆さん(?)
某女優さんのように、年齢を重ねるほどに魅力を増す、
いわゆる良い歳のとり方をする人がいらっしゃいますが、
イワチドリにも同じ事が言えるようです。
例えば、下の二つの画像、
同じ花の開花後すぐと、10日後の比較画像ですが、
10日で同じ花とは思えないほどの変貌ぶりです。
霧点が非常に濃くなり、一点の発色も良くなっています。
反り返りのない横長で豊満な花弁もなかなか良い感じです。
「良い歳のとり方」のお手本のような花ですね。
上の3花も加齢による多少の反りが見られるものもあるとはいえ、
まずまずな良い歳のとり方をしているようです。
ではこちらはどうでしょう・・・
発色が良くなるわけでもなく、僅か5日で反りがひどくなっています
(尤も、1日の画像で1花目はすでに反っていますが・・・)。
ビン出し球のまとめ植えから、開花次第、花の顔を見て選別し、
同時に記録撮影をしたあとは、
よほど目立つ花以外はその後の花の変化を確認していませんでした。
こういった事を踏まえて、開花後の期間をおいてから選別すべきだと感じました。