極太幹の山モミジ

5年ほど前に、荒っぽいけど素質のある太幹山モミジを購入。
根張り良好で低い位置で一振りある幹を途中でぶった切った様な樹でした。

ハードディスクにそのころの画像が残っていました。


ぶった切りの切り口は巻き始めているもののまだ大きな傷が。

購入後、傷の処理と大きな駄鉢への植え替えをしました。

以後、定期的な植え替えと剪定以外はほぼ放置状態(汗)
手を入れなあかんなぁと感じながらも、傷巻き優先と自分に言い訳してました。
おかげで傷は巻き切り、二振り目のつながりは良くなったものの、枝まで太ってゴツゴツ・・・
いい加減に方向付けしなきゃやばいと思って、作業場に持ち込みました。

左の枝は太りすぎたので枝元近くまで追い込み、残した細枝を整枝。
一振り目も含めて、多数通し接ぎ。
何とか方向性が決まりました。

完成まで長丁場になりますので、
その間に枝が持ち上がってしまうことを念頭にきつめに芽押さえしました。


足元は申し分ありません。


接ぎ枝が活着すれば、青いラインでまたもやぶった切りの予定。


山モミジらしからぬどっしり構えた模様木を目指します。

まだまだ道のりは長いです。