畑上げサルスベリの芽押さえ 2.5回目

6月2日に紹介のサルスベリの作業の紹介です。
前回と今回の間に一部の針金はずしや剪定・整枝など行っていますので(多忙だったため、写真はありません)、2.5回目とさせていただきます。

実際の作業は7月4日に施しました。

前回の作業後の姿です。


今回の作業前の姿です。

この樹種の成長速度は凄まじく、僅か1ヶ月で驚くほどの伸長・太りを見せます。
上記の通り、間に一部の枝の剪定を施していてもこの状態です。

この特性を活かして適時に適切な手入れをすれば、短期間での枝作りが出来ますが、
適期を逃すと見る見る針金は食い込み、ゴツゴツの枝になってしまいますので注意が必要です。

全ての針金をはずし、十分な太りが得られた枝は1〜2節で剪定し、
多数出た不定芽は使えるもの以外は元から切除します。
新しく出た芽や二番芽を整枝して完了です。

作業後の姿です。

正面が少し左に振ってしまいました。
ばたばたで撮ってるのでいい加減な撮影をしてしまいました。

サルスベリは暑さに強いので、他の樹種が(人間も)夏バテして成長が穏やかになる時期もぐんぐん成長します。
今シーズンあと2〜3回はこの作業の繰り返しとなります。

作業後、一週間となりますが、もうすでに剪定した枝の節には発芽が見られ、針金は食い込み始めています。
恐るべしサルスベリ