針金外し

今年の鉢上げで、一回目の整枝をした枝がかなり太ってきました。
過度に食い込ませると枝に針金の跡が残りますので、
適度に食い込んだ時期を見計らい、針金外しを行いました。


仕上がりサイズが貴風〜中品のヒメリンゴの懸崖です。

時間を遡って、一回目の剪定・整枝作業直前の画像です。
5月18日の撮影です。



剪定・整枝作業後の画像です。



下が整枝後4週間足らずの今日の画像です。
枝が伸び、太り、けっこう針金が食い込んだ枝も見られます。



食い込んだ針金を外し、
目的の太さが得られた枝は、数節残して剪定します。

作業後の画像です。



もう少し太らせたい枝は剪定せず太さが得られるまで伸ばし続けます。
左下方向に伸びる枝がそれです。



実践はここに紹介しているほど単純なわけではありませんが、
おおむねこれが枝作りの1サイクルです。

これを繰り返して枝の骨組みを作っていきます。